胎盤(プラセンタ)から抽出されたエキスの有効成分を、注射、内服などにより治療に用いる療法の総称を「プラセンタ療法」といいます。
新陳代謝を促進、自律神経やホルモンのバランス調整、免疫・抵抗力を高める等、様々な薬理作用をもっています。
当院では、プラセンタ療法を希望する方へ適切な用法・用量を検討いたします。お気軽にご相談ください。
プラセンタ(placenta)とは哺乳類動物の胎盤のことで、医薬品の世界ではこの英名の方が広く使われています。
胎盤は、妊娠中の胎児を包む膜(羊膜)と、子宮とを結ぶところに位置する円盤状の、妊娠中に臨時に作られる臓器です。
その役割は、母体の中にあって、まだ人間の体として1本立ちしていない胎児と母親を結ぶところに位置して、胎児の各種臓器を代行することです。また、母親から供給される栄養分を胎児に運び、胎児の排泄物を母親の体に渡す役割も担っています。さらにホルモン分泌するほか、毒物などの物質の侵入から胎児を守る免疫機能の役割も果たしています。
いずれにしろ着床した受精卵がわずか10ヶ月で、みごとな赤ちゃんに成長するのは胎盤の働きによるところが大きく、その役割を果たす期間は短いものの、まさに万能臓器と言えるかもしれません。
赤文字はYクリニックで著効が認められたもの。青文字はYクリニックでかなり有効。
手術・外傷後の治癒促進、抗ガン剤、放射線後の副作用軽減 現代医学では治しづらい病気に効く
細胞の呼吸を活発にし、新陳代謝を盛んにして、細胞の老化を防ぎます。
老化した角質が剥がれるのを助けます。過度の老化角質が皮脂口、汗腺口を詰まらせるのを防ぎ、新陳代謝をスムーズにします。
傷ややけどによる欠損組織に対して肉芽の形成、増殖を促進して、欠損組織の再生を助けます。
天然アミノ酸が角質の水分を保持します。老化を予防し潤い、ハリのあるお肌を保ちます。
皮膚を形成しているのは細胞です。停滞してしまった皮膚の細胞機能を高めると同時に、細胞分裂を促して若いお肌をとり戻します。
可溶性コラーゲンなど、結合組織の新生を助けることで新陳代謝を促します。
末梢血流の収縮を高め、皮膚の血行をよくして、栄養補給、老廃物の除去をスムーズにします。
チロシナーゼ活性を抑制することにより、シミの原因になるメラニン生成を抑える作用があります。
熱・紫外線などの外界からの刺激による皮膚の炎症を鎮めます。
食細胞(白血球)が出産、分泌する過剰な活性酸素を除去します。
活性酸素はメラニン形成に反応関与してメラニンの生成を急速に増大させたり、また不飽和脂肪酸に作用して過酸化脂質を形成し、それが皮膚の老化(しわ・しみ)の大きな原因の一つになります。
肌の健康のために、免疫作用が大切です。これが働かないと、肌のバリヤー機能が低下し、ニキビやおできなどができやすい肌になってしまいます。